宮本 光博
2012年入社
2011年東日本大震災で福島で被災、関東に移住。2012年オカバロジテム入社。物流部主任。レンタルスペースのテナント入出庫、配送サポートを担当。
Q1 オカバロジテムに入社したきっかけは?
震災を乗り越えて、
未知の世界へ
私は東日本大震災当時、福島の原発で内装工事の仕事をしていました。あの日を境に人生が大きく変わり、埼玉に移住することになりました。当初は何をしたらいいか全くわからず、不安でいっぱいでした。そんな時、叔父に相談したところ「フォークリフトの免許を取ってみたら?」とアドバイスをもらいました。何か新しいことを始めるきっかけが欲しかったので、言われるままに免許を取得。それがオカバロジテムに入社するきっかけになったんです。
正直、入社前はオカバロジテムのことをよく知りませんでした。求人を見て、自分なりに調べてみると、倉庫があって配送もやっている会社なんだろうなという漠然としたイメージしかありませんでした。でも、面接で「大丈夫、面倒見るからぜひいらっしゃい」と言ってもらえて優しく心温かい言葉をかけて頂いて、何も分からない私でも大丈夫かもしれないと勇気をもらいました。
Q2 入社して印象は変わりましたか?
右も左もわからない新人が、
12年間成長し続けられた理由
入社してみると、想像以上に仕事の幅が広くて驚きました。倉庫の管理だけでなく、お客様にスペースを貸し出したり、荷物の出し入れを管理したり。最初は言われたことをこなすだけで精一杯でしたが、徐々に責任感が芽生えていきました。
特に大変だったのは配達の仕事です。福島出身の私にとって、東京の複雑な道路事情は想像以上に難しかったんです。でも、先輩たちが親身になって教えてくれました。地図の見方から始まって、交差点の名前を覚えたり、付箋を使って道順を確認したり。時には仕事が終わってから翌日の配達先まで下見に行ったこともあります。
そんな経験があるからこそ、今度は私が新人に教える立場になった時、同じ目線で丁寧に説明するよう心がけています。
Q3 オカバロジテムってどんな会社ですか?
アットホームな職場、
社員には家族のような絆が
オカバロジテムの魅力は、なんと言ってもアットホームな雰囲気です。社内の距離感が近くて、お昼ご飯の時に「これ苦手なんです」と言えば「じゃあ抜こうね」と対応してくれたり、テレビの話や美味しかったお店の情報を共有したり。上下関係にこだわらず、みんなで仲良く話せる関係性があります。でも、やるときはやる。オンオフがしっかりしているんです。
お客様との関係も良好です。毎日顔を合わせるお客様とは、まるで同じ会社の人のような親しさになることも。「今日は雨だから帰り気をつけてね」とか「倉庫内は暑いから体調に気をつけて」なんて声をかけ合うこともあります。この風通しの良さが、仕事のクオリティにも良い影響を与えているんだと思います。
Q4 オカバを志望する人へのメッセージ
オカバに向いていない人はいない。
自分の可能性を信じて飛び込んできて欲しい
私の経験から言えるのは、この会社には「向いていない人」はいないということです。福島から来て右も左も分からない状態でも、やっていけた。だから、地方から出てきて不安を感じている人にも、ぜひチャレンジしてほしいです。オカバロジテムは、本当にいろんな人を受け入れてくれる会社です。私のように特殊な経験を持つ人でも、未経験でも、やる気さえあれば必ず道は開けます。ここでの12年間、私は多くのことを学び、成長してきました。今では後輩の指導もできるようになりました。でも、まだまだ学ぶことはたくさんあります。新しく入ってくる方には、ぜひ一緒に成長していってほしいです。私たちがしっかりサポートしますから、「自分の可能性」を信じて飛び込んできてください。